【インタビュー「書道を始めて良かったことは?」】

受講生の皆様にうかがってみました。皆さんの回答が興味深かったのでこれから書道を始めてみようかな?と思っている方はぜひご参考になさってください。

「筆の運びが速いと言われ、いつも何かに急かされて生きていることに気が付きました。普段納期に追われた仕事をしているせいかもしれません。気持ちを整える機会があることは嬉しいです。」(50代・女性・会社員)

「手本を見ているつもりなのですが、自分の書と比べると、違う点がたくさんあって。細かいところまできちんと見る観察眼が養われていることがわかります。」(60代・男性)

「仕事が終わった金曜の夜に、墨をすっているだけで癒されて、気が付いたら数時間書いていることもあります。すごく集中力がつきました。でも、ちょっと調子が悪いとあまり書けず、書にもそれが表れてしまい、先生にも見抜かれてしまいます。そんな時は、たまにお話を聞いてもらったりしてスッキリします」(50代・女性・教員)

「あ、これはできた!と思える瞬間が嬉しい!」(40代・女性・会社員)

「筆を体感する楽しさもありましたが、静寂の中、自分の時間をもつ空間がなんとも居心地が良かったです」(30代・女性)

私も書道を始めたきっかけは「自分を見つめなおす」だったのですが、思いのほかメリットがたくさんあって驚きました。それが長続きした良い理由だったのかもしれません。

これから書道を始めてみようかなぁという方に、参考にしていただければ嬉しいです。

copyright: Seiko Kaneko

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