下記の書籍を教材として使用します。一部入手困難なものもございます。また個々の進捗、希望に応じて異なる場合もございます。
1.かな(1)・かな(2):日比野光鳳編(非売品)・・・教室でご案内。それぞれ3か月ずつのペースを想定しています。
2.書道に親しむかな:日比野光鳳編(NHK趣味百科)・・・廃版。古本屋等で各自購入のこと。この本の目次順に教室を進めていきます。
3.日本名筆選 高野切第三種、関戸本古今集、寸松庵色紙(二玄社)・・・各自購入。臨書はかな書道の根本となります。
4.書道技法講座 高野切第三種(二玄社)・・・改訂版、古本どちらでも可。各自購入のこと。臨書の前にしっかり連綿を学ぶのに適しています。
5.携帯版古典かな字鑑(書芸文化新社)・・・推奨。他の辞典でも問題ありません。
水穂会としては指導方針に対する決まり事はなく、競書も発行しておらず段や級などの設定も行っていません。御茶ノ水教室は、入門クラスとしての位置づけであり、各自の自主性を第一に進めています。ご自身のペースでも、色んなものを見たり読んだりして、学びを高めていただきたく思います。したがって、教材も、ここに記載されているもの以外でも、各自のペースに応じてご案内することがあります。
<参考カリキュラム(推定2年程度)>
①筆ならし、線の練習 → ②部分別かなの練習 → ③やさしい語句を書く → ④いろはの復習 → ⑤変体仮名 → ⑥連綿 → ⑦俳句等を連綿を使って書く → ⑧散らし書き
④もしくは⑤以降から、書道技法講座 高野切第三種を使用します。
⑧の教材として寸松庵色紙を使用します。それ以降は、ご希望に応じて、様々な古典の臨書や百人一首の創作等となっていきます。